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バンコク週報の記事から [日記]

バンコク週報の記事です。
http://www.bangkokshuho.com/news.asp?articleid=218

引用はじめ
街ではクーデターに反対の声、「タクシンも良くない」 【政治】 16:39

 軍部のクーデターから一夜明けたバンコクの街は、交通量も人通りも、普段に比べてめっきと減った。
 政権を掌握した軍部によって20日は官公庁、学校、銀行、タイ証券取引所が休日となったためだ。
 街の様子は一見、平穏無事だが、人々の表情は厳しい。
クーデターのニュースは昨夜から携帯電話であっというまに伝わった。
 バンコクの都民に話を聞くと、今回のクーデターを支持する意見はあまり聞かれない。スクムビット通りでカットフルーツの屋台を営む男性(40代くらい)はクーデターが起こったことに関して「不安はない。大丈夫」と笑う。
しかし、軍部を支持するかとの質問には「良くない。民主主義じゃない。もうそういう時代じゃない」と言い切る。そして「タクシンも良くない。私腹を肥やすだけ。でも軍も良くない。誰も良くない」と続ける。そこに割り込んで来た30代くらいの女性も「軍がクーデターを起こした。良くない」と言う。
 ソイ(小道)の入り口でオートバイタクシーの運転手をしている男性(30代くらい)は、「(軍は)良くない。
タクシンも良くない。
だが、これ以上は話せない。言論が規制されている。
警察に捕まる」と口を紡ぐ。
 シーロム通りを運転していたタクシーの運転は「軍がやったことは良くない。今はもうそういう時代じゃない。
クーデターは15年前にあったが、その後はずっとなかった。民主主義じゃない。
憲法に則ってやらなければならない」と話す。タクシン首相についても「良くない」と言う。
そして「人通りが少なくて(タクシーの)売上げも上がったれだ。観光客だって来なくなる。
今日は夜の外出も規制されている」と経済的な影響を心配する。
 「軍はとても良い。心に神様が宿っている」(食堂を経営する50代くらいの女性)と言うのはバンコクでは少数意見だ。
 タイでは過去に軍部のクーデターを支持してきたのは、政治的には無口な庶民だった。
為政者が国民を無視して私利私欲に走り、それを軍部が浄化するというのが、クーデターの大義名分であり、今回も軍は同様のことを理由にしている。
 だが、軍が罷免したタクシン首相は、庶民を味方に付けてきた。
この数カ月の政情不安で、国は反タクシン派とタクシン支持派に二分されたが、これは別の意味では、タイの国民が皆、政治に興味を持ち、議論をするようになったということでもある。
だからこそ、軍部のクーデターに対して、国民を助ける行為というよりも、国民を無視した暴挙と映っているようだ。
 それでも、現在はまだクーデター直後で国民側も様子眺めの状況だ。目だった集会、デモも見られない。
しかし、軍部が早い時期に政権を国民に移譲しなければ、国民の不満は高まり、タイの政情不安はかえって悪化しかねない。(水谷 昇 記者)
引用終わり。
 今日は、午後6時過ぎるとバンコクに入れないと言う、情報から、早めに帰ってきました。
 車は検問などで渋滞していると思いきや、がらがらの状態でした。
 テレビの放送もすべて正常になり、まったく普段と変わりません。


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コメント 3

21世紀サバイバル総研 佐藤

昨日から本日にかけて貴重な写真を拝見させていただきありがとうございます。書き込もうとしたのですが、ソネット側に不具合があったようで書き込めませんでした。ところで、不謹慎かもしれませんが、お金では買えない貴重な体験をされたのではないでしょうか?日本というまったりとした国で何不自由なく暮らしている私としてはとてもうらやましかったですよ(笑)。ぜひ充実した日々をお過ごしくださいませ。
by 21世紀サバイバル総研 佐藤 (2006-09-20 22:37) 

ぱた子

日本メディアの情報は少ないですよー。
かじかじさんのブログ情報はとても参考になります。

旦那の会社は自宅待機です。
社内はともかく,通勤に不安があるので
このまま自宅待機でいて欲しいけれどそうもいかないでしょうね。

平和で明るいタイが好きなので早く落ち着いて欲しいですね。
by ぱた子 (2006-09-21 00:01) 

かじかじ

タイでは、大使館の情報が一番遅かったので、苦情が殺到したそうです。

私は、夜中にインターネットで情報収集していました。
しかし、平穏な・・・・
by かじかじ (2006-09-22 10:42) 

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